最終 これからのお食事 - UANGO | 玄米食プログラム
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    最終 これからのお食事

    皆さん、プログラム最終日となりました。晩ご飯はすでに食べられましたか?

    もう最後の食事をされた方も、これから夕食をとる方もいらっしゃると思いますが、この7日間はいかがでしたでしょうか?

    プログラム期間中は、玄米とお味噌汁のシンプルなお食事をお召し上がり頂きました。さまざまな気づきやご感想があると思います。ぜひ、今回感じたことを教えて頂けたら嬉しいです。

    そして、プログラムが終わりに近づき「明日から何を食べればいいか」という不安もあるかと思います。

    そこで、プログラム最後のラジオでは「プログラム後のお食事について」お伝えします。普段の食事に少しずつ戻していく、回復食についてです。明日からのお食事が少しでも選択しやすく、楽しくなるコツをお伝えしたいと思います。

    回復食について

    まずは、回復食についてです。回復食とは、ファスティングなど制限したをお食事のあとに、徐々に通常の食事に戻す期間のことです。一気に通常の食事に戻した場合に、プログラム中に整えた消化器官がビックリしてしまい、内蔵の負担が大きくなってしまうため、徐々に食事を戻すことが大切です。

    回復食を挟んで身体を慣らしていくことで、胃腸の負担を最小限に抑えながら、プログラムを通して改善された食習慣が定着していきます。また、一気に通常のお食事に戻すと、血糖値が急上昇してしまい、リバウンドしてしまう可能性もあります。

    そのような事がないように、回復食も、意識しながら明日以降お過ごし頂ければと思います。

    プログラム終了後は、余計なものを一定期間お休みしたことでお身体は削ぎ落された状態です。胃腸がキレイになったことで栄養の吸収力も高まっているので、そういった点からも、回復食はとても大切です。

    ちなみに、玄米食プログラムは断食やファスティングとは違い、プログラム中もしっかり3食お召し上がり頂いているので、回復食もプログラム同様のお食事をベースにして頂ければ大丈夫です。あまり難しく考えずに、玄米食をベースに考えて頂ければ分かりやすいと思います。

    2日間の回復食

    回復食は約2日間です。

    まず明日の回復食1日目の朝ごはんとお昼ごはんは玄米菜食のベースを崩さず、動物性食品は極力お控え頂きたいです。プログラム同様に、玄米とお味噌汁をメインにお召し上がり頂くのがオススメです。

    玄米が身近にない場合は、雑穀米でも大丈夫です。おかずはお野菜、そして豆腐や納豆などの大豆製品、間食には、フルーツやナッツ、焼き芋などがオススメです。

    回復食1日目の夜ごはんから、お魚をお召し上がり頂けます。和食中心の献立のなかに、お魚を取り入れてみてくださいね。例えば、お刺身や煮魚、焼き物などお好きなスタイルで献立に加えてみましょう。

    そして明後日の回復食2日目は、和食中心の献立で動物性食品全般を取り入れて頂いても大丈夫になります。例えば、卵焼きや、ヨーグルトなどもお召し上がり頂けます。また、動物性食品、タラやしらす、鶏むね肉など脂質の少ないものから取り入れて頂けます。

    難しく考えず、和食をベースに、お魚から少しずつ取り入れていくイメージを持って頂ければ大丈夫です。回復食は出来なくても落ち込むことはないのでご安心ください。

    もし外食に行く予定があるという方は、メニューが選べる状態であれば、和食を中心に選ぶのがオススメです。選べない場合は、そのお食事は楽しく美味しくお召し上がり頂き、その後からまた調整するという気持ちで大丈夫です。明日からは出来る範囲で、身体を思いやる気持ちで、お過ごしくださいね。

    2日間以降のお食事

    プログラム終了3日目後からの「日常のお食事」についてお話したいと思います。

    プログラム後3日目からは、和食の制限などなく、お食事は徐々に日常に戻していただいて大丈夫です。ポイントとして、プログラム中のラジオ配信を思い出して頂けると過ごしやすいです。過去のものもお聴き頂けるので、もし聞き逃したものがあれば、聞いてみてくださいね。

    UANGOでは、削ぎ落す食品、お休みする食品というのがありました。これは砂糖、添加物、動物性食品、小麦粉、カフェインです。これらを摂りすぎないようにバランスを考えながら、3日後以降はお過ごし頂ければと思います。

    そして、プログラム中は玄米食に、ご自身で一品をつけるという内容でした。みなさんはどんな1品をとけていらっしゃいましたか?プログラム後のお食事では、ぜひこの一品も思い出して頂きながら意識的に取り入れて頂くと、プログラムで身についた食習慣が定着しやすくなります。

    健康な食生活のために意識すべきこと

    最後に、「健康的な食生活のために意識してほしい」ことを、三つお伝えします。


    【1】完璧を目指さず、1週間でバランスを取るようにすること

    毎日100点を目指さなくても大丈夫ということです。よくバランスのとれた食事という言葉もありますが、一食の中でビタミン、お野菜、たんぱく質、さらに食物繊維もバランスよく取り入れるとなると大変ですよね。

    お料理が出来ない日も、外食の日も、あるかもしれません。子育てやお仕事が忙しい日もあると思います。そんなときに「理想の食事が出来なかった」と落ち込んでしまっては、ストレスになってしまいます。そこで「毎日完璧な食事」という考えではなく、「1週間でバランスをとればOK」というくらいのポジティブな考え方を意識して欲しいと思います。

    私の場合は、外食でパスタを食べたら、翌日には玄米とお味噌汁を意識して食べる・会食で中華を食べたら、その翌日は玄米とお味噌汁を意識して食べるというような具合で、バランスを意識しています。食が乱れたら玄米食でリセットする感じです。そして1週間を振り返った時に、玄米食でしっかり身体のベースが整えていれば、OKと思って過ごしています。

    家族と一緒に外食の日もあれば、玄米がなくて、パスタを作る日もありますが、それでも大丈夫、私には玄米リセットがある!そんな前向きな気持ちで、毎日を過ごして頂くと、笑顔で毎日が過ごせるようになります。

    【2】「足し算ではなく、引き算」の考え方で

    最近では、健康にはこの栄養素が必要、このサプリが不可欠といったように、お身体に足していく考えが多くあるように思います。これは、足し算の考え方です。

    一方、私がみなさんにオススメしたいのは、引き算の考え方です。

    栄養素やバランスを考えると、どうしても数種類のお野菜、お肉にお魚、海藻類と、沢山揃えなくてはと焦りますよね。タンパク質を摂らなくては、ビタミンCや鉄分をとらなくては、とあれもこれも足す感覚になっていきます。一汁三菜を完璧にこなそうと日々が続くと、心も身体も疲れてしまいます。

    そこで私は、足し算ではなく引き算の考え方を、みなさんに提案します。今日は玄米とお味噌汁だけと割り切って、お食事内容をググっとそぎ落としてみると、心の負担が軽くなります。

    この引き算の考え方の良いところは、まず本当に足りないものが浮き彫りになるので、身体の状態が観察しやすくなります。そして、胃腸の負担も減るので、体の内側を綺麗に保つことができます。

    何より、情報社会の中で、あれもこれもと思うことは、心が疲れてしまいます。疲れたなと感じたときは、ぜひこの引き算を思い出してみてくださいね。

    【3】「立ち戻る食事を習慣にする」

    これは一つ目の「完璧を目指さず、1週間でバランスを取るようにする」でお伝えした内容に通じる部分もあるのですが、食事が乱れてしまったあとは、玄米食という立ち戻るお食事に戻ることを、習慣にして頂くというものです。

    このご時世、本当に様々なお食事の選択肢がありますよね。余計なものをそぎ落とすプログラムをお届けしている私自身も、元々はケーキやドーナツが好きですし、パンやパスタなどの洋食も食べたりします。好きなものを突然キライになるというのは難しいですし、我慢するとその反動でストレスも起こります。

    だからこそ、ちょっと体に負担がかかるお食事をした後は、玄米食という「立ち戻れる食事」でリセットする習慣を意識してもらいたいと思います。自分が立ち戻れる食事があると安心感があり、身体が重くなっても、前向きに自分の食生活と向き合うことができます。ぜひ玄米食生活での体験を「立ち戻る食事」として心の中に置いておいてくださいね。

    健康的な食生活のために意識してほしいことを三つをお伝えしました。
    「完璧を目指さず、1週間でバランスを取るようにする」「足し算ではなく、引き算」そして「立ち戻る食事を習慣にする」の三つ、ぜひ取り入れてみてください。

    最後に

    明日からは回復食が2日間あり、以降は日常のお食事に徐々に戻っていくと思います。プログラム中にお伝えした日々の体の変化に耳を傾けること、お通じを観察することは、ぜひ明日以降も実践してみてください。

    体の声を聞いた上でお食事を選べるようになると、とても過ごしやすい生活ができると思います。

    プログラムや玄米食を通して、ご自身の心と体と向き合ってきた皆さんなら、きっと大丈夫です。もしお食事が乱れてしまったり、思うように行かない日があるときは、ぜひUANGOの玄米食プログラムを思い出してみてくださいね。

    皆さんにとって、UANGOプログラムが少しでも食生活を見直すきっかけになっていれば嬉しいです。ご縁をいただき、本当にありがとうございました。お体に気をつけて、毎日楽しく元気に過ごしてくださいね。

    プログラム本当にお疲れ様でした!