二日目の朝、体調はいかがでしょうか。朝のお通じはありましたか?
昨日の夜の配信で、お通じについてお話しました。ぜひ今日から、お通じの様子を毎回観察して、ご自身の変化を見ていただければと思います。
ちなみに、なかなか自分のお便りの話を人にする機会はないと思いますが、少しだけ私のお話をしたいと思います。苦手と思われる方は読み飛ばしてください。
私の場合は、元々便秘の悩みがなく非常に快便なタイプでした。始めてから自分の腸内環境に大きな変化は起きないのではと思っていました。しかし、玄米を食べ始めて、5日か1週間ほどで、理想的なお通じがありました。また、1日に3回ほど出る日もありました。便秘もなく、あまり排便に悩みがなかった私でも変化があったので、このときは本当に感動したのを覚えています。
もちろん、人それぞれ身体の状態や体質が異なるので必ず1週間で理想の腸内環境に変わるとは言いきれません。しかしながら、私の実体験として、「よく噛むこと」、「食物繊維をしっかり摂ること」が理想のお通じを目指す上で非常に大切だと学びました。
食べ物を食べて身体の中に摂り入れることと同じくらい、お通じとして出すことも身体にとって大切なことなのです。自分のお便りを毎日の食事の通信簿だと思って、お通じチェックして、ご自身の身体と向き合ってみてください。
砂糖について
今日の朝のテーマは「砂糖」についてです。皆さん、砂糖を1日にどれくらい食べていますか?
砂糖というとちょっと大きなくくりになってしまいますが、例えば、お菓子類・ジュース・調味料など、意外と多くの食品の中に入っています。そのため、普段の生活の中で丸一日、砂糖取らないで生活するのはなかなか難しいものです。
今回は砂糖について、砂糖を摂りすぎると私たちの身体にはどんな影響があるのか、そしてお砂糖との上手な付き合い方についてご紹介します。
砂糖を摂りすぎたときの影響
砂糖を摂りすぎた場合、私たちの身体にはどんな影響があるのでしょうか?
一つ目はミネラルとカルシウム不足になりやすくなります。お砂糖が体の中に入ってくると、体が体内のバランスを保とうとして働いてくれます。身体が体内の糖分を中和しようとする際、ミネラルとカルシウムが利用されています。その結果、この二つが不足するということになります。
この二つが不足すると、イライラしたり、精神的に不安定になりやすくなります。
二つ目はビタミンB1の不足です。ビタミンB1は疲労回復の役目を担っているため、不足すると体が疲れやすくなってしまいます。
そして三つ目は、血糖値の急上昇です。お砂糖のパワーで一気に血糖値が上がると、それを下げようと膵臓からインスリンが分泌されます。ただ、ここでインスリンが不足してしまうと糖尿病になり、逆にこのときに不足はしていなくても、血糖値が一気に下がることにより、低血糖症状が出てしまいます。
このようにお砂糖を一気に食べることによって、血糖値が一気に上がったり、一気に下がったりしてジェットコースターのような血糖値の動きが起こり、身体を振り回します。その結果、身体の疲れや様々な症状に繋がります。
砂糖と身体の力
ここからは少し、私の体験談を紹介したいと思います。私も実は長い間、低血糖に苦しんできました。元々甘いものが本当に大好きで、日頃からドーナツなど、とても好きで食べていました。
知らず知らずのうちに、ドーナツを食べた直後や、少し時間が経った後に冷や汗や、手が震えるほどの低血糖に悩んでいました。そのときは、自分が低血糖なのかもわからない状況で、「ちょっと冷や汗が出る」「体調がよくない」と思いつつも、深く考えないように過ごしていました。
低血糖の経験がある方には分かると思いますが、実は地味につらいです。この症状が出ると本当につらいので、症状が出て甘いものでどうにか抑えるという無限ループに陥ってしまっていました。
そして、私自身さまざまなきっかけがあり、玄米とお味噌汁を食べ始めました。玄米とお味噌汁生活を始めて少し経った頃、この低血糖の症状が出なくなったことに気づきました。玄米とお味噌汁を食べ始めることで、少しずつ、自分の体が安定しているのを実感できました。
砂糖が身体に及ぼす影響は非常に大きいと感じた一方で、それと同じくらい、私たちの身体に備わっている力には感動を覚えました。
砂糖の影響で体内のバランスが崩れた時、それを修復しようとミネラルやカルシウムを消費して調整したり、血糖値を下げるためにインスリンを分泌したりすることなど、私たちの身体の調整力には目を見張るものがあります。
緻密に作られているなと感じるとともに、もう少し自分の身体を労わってあげないといけないと感じます。
砂糖との向き合い方
ここからはお砂糖との上手な付き合い方についてお話をしたいと思います。さきほどもお話しましたが、身体が自然とバランスを取ってくれます。これだけバランスを取ろうとしてくれているので、私達自身も何かを食べるとき、バランスを考えて食べてあげると自分の身体の負担は必然的に軽減されるのではないかと思います。
我慢してしまうと、どこかでその反動で食べ過ぎてしまいます。また、そのような食べ方は結局、負のスパイラルを生み出してしまいます。そのため、0か100ではなく、バランスを保てると、お砂糖と上手に付き合っていけると思います。
例えば、何かを買うとき・食べるとき、一歩立ち止まって、これは今の身体には負担ではないか、少し考えてみてほしいです。そうやって自分の身体のことを考えてあげる・向き合ってあげる時間をほんの少しでも取ると、心身の負担のない選択ができるようになると思います。
お砂糖のパワーは、お伝えした通りすごいですが、それを調整する私達の身体も本当にすごいのです。あとは、砂糖との付き合い方を少し立ち止まって考えると、身体もバランスよくお砂糖と付き合っていけると思います。
最後に
本日は、お砂糖の影響、そして上手な付き合い方についてお話をしました。UANGOのプログラムでお届けしているセットはお砂糖不使用なので、必然的に期間中、お砂糖なしの生活を体験することができます。
数日間、数日間、砂糖を完全に断つ生活は通常難しいことだと思うので、この機会にぜひ砂糖なしの経験をしていただいて、自分のそぎ落とされた状態に出会っていただければと思います。
プログラムのキットの中には、パーソナライズの内容によってはおやつもお入れしています。玄米のおせんべいや黒ゴマのおせんべいなどもお砂糖不使用のものになっております。こちらも今日から少しずつ食べてみていただければと思います。
それでも、やはり少し甘いものが気になる、欲しいなと思った方はぜひ無理せず、甘酒、かぼちゃ、蒸したサツマイモなど工夫して食べていただくのが良いかと思います。
我慢ばかりしてしまうと、その後に反動が出てしまいますので、上記でお伝えした食材などでバランスをとっていただきたいと思います。
夕方はお肉についてお話をご紹介したと思います。
それでは、本日も素敵な1日をお過ごしください。