1日目朝 身体の調子は腸から - UANGO | そぎおとしプログラム
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    1日目朝 身体の調子は腸から

    1日目の朝は、日頃の食生活と不調の関係についてお話します。

    日頃の生活でお仕事や家事など、忙しい日々を送られていると思います。そのような日々の中で、「病気ではないが、なんか調子悪い」「疲れが取れない」と感じる時ないでしょうか。

    そのような体の不調にはさまざまな原因が考えられます。例えば、食に関する不調や睡眠不足・精神的な部分などが挙げられます。実は、この不調はある臓器と深く関係しています。それは「腸」。今回は、体の調子を「腸」について紹介していきます。

    不調と「腸」の重要な関係性

    不調と深く関係していると言われる「腸」には小腸と大腸があります。主な働きは食べ物の消化や栄養吸収、排泄を担っており、この三つが主な働きの特徴です。

    特に小腸では食べ物を分解したり、消化したりして、その中から栄養素を吸収することが特徴です。大腸は、小腸から送られてきた消化物の水分を吸収して、便を作って排便の役割を担う臓器です。そのため、小腸と大腸は、口から入れた食べ物がいろいろなルートをたどって、最終的に便になっていくまでの全ての消化である「吸収排泄」を担う、とても大事な臓器です。

    腸は、とても多くの神経細胞に覆われており、「第2の脳」とも呼ばれています。脳からの指令を受けずに、腸が自ら動いていることが「第2の脳」と呼ばれる所以になります。

    免疫機能は、コロナが流行し始めてからよく聞くと思います。実は、この免疫機能の70%が「腸」で作られており、免疫において重要な役割を担っています。そのため、小腸大腸の環境を良好な状態に維持することこそが「体の不調」を生み出さない鍵になってきます。

    「体は食べたものでできてる」という有名な言葉があります。まさに食べたものが腸内環境を通して分解・吸収されて、便として出てくるため、「腸内環境をいかに整えるか」がとても重要になります。

    腸内環境をよくするためには?

    腸の重要性を紹介したところで、この腸内の環境はどうやったら良くしていけるのか、を話していきます。

    簡単に言うと、善玉菌をの割合を増やしてあげることが、腸が喜ぶ環境です。

    善玉菌、日和見(ひよりみ)菌、悪玉菌という、三つの菌が腸内の中には存在します。善玉菌は、乳酸や酢酸などをつくりだし、腸内を弱酸性に保つ菌で、理想の割合は全体の2割とされています。悪玉菌は、毒性物質をつくりだし、腸内をアルカリ性にするなどの働きがあり、理想の割合は1割とされています。そして、日和見(ひよりみ)菌は、善玉菌、悪玉菌のうち、優勢な菌、つまり腸内で勢いがある方の菌と同じ働きをします。


    このように聞くと、悪玉菌に悪いイメージを持つ方も多いと思います。しかし、悪玉菌には肉類などのタンパク質を分解して、便として排泄する役割があります。なので、腸内にまったくいない方がよいという訳でもないのです。

    この3つのバランスが崩れ、悪玉菌が増えた時点で不調に繋がっていきます。そのため、善玉菌をいかに増やして、その増やした状態をキープすることが、不調を呼び起こさず、健康を維持する一つのキーになります。

    では善玉菌はどうやったら増やせるのでしょうか?その鍵となるのが「食物繊維」と「発酵食品」です。

    腸内環境の鍵1 食物繊維

    腸内環境改善の鍵となる一つ目は食物繊維です。

    善玉菌を増やしていく中で、なぜ食物繊維大切なのでしょうか。理由は、食物繊維が善玉菌のエサとなるためです。そのため、食物繊維は腸内で善玉菌を増やす、とても大事な助けになります。

    食物繊維には、水溶性や不溶性など種類を聞いたことあるかもしれませんが、まずはさまざまな種類の食物繊維を取っていくことが大切です。

    食物繊維が含まれている食材は、納豆、海藻、キノコ類などが挙げられます。野菜では、ごぼう・人参の根菜類などが食物繊維として腸内環境整えてくれると言われています。

    腸内環境の鍵2 発酵食品

    善玉菌を増やす、もう一つの食材は発酵食品になります。しっかり発酵食品をとっていくと、この発酵食品が腸内の善玉菌にもなります。また、善玉菌が増えることで腸内フローラという腸内の環境がよくなってきます。

    先ほども例に挙げましたが、納豆の発酵食品の代表でもあります。また、味噌汁のお味噌はとても良い発酵食品の例になります。

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    「食物繊維」と「発酵食品」が、体内の善玉菌を増やす二つの鍵になります。ここで、UANGOの玄米食見返してもらうと、玄米で「食物繊維」を、お味噌汁で「発酵食品」を取れるようになっています。

    毎日摂ることで腸内環境の善玉菌を増やしてくれます。そのため、玄米食とお味噌汁というこの組み合わせの食事は、腸内細菌のバランスを保つためのベストコンビになります。まずは、この玄米食をプログラム期間中しっかり続けていただいて身体の変化を見ていただきたいと思います。

    最後に

    本日お伝えしたのは食生活と不調についてでした。

    不調を改善していくには、まず腸内環境を整えることが大切です。また、食物繊維と発酵食品を摂ることで、腸内の善玉菌を増え、整っていきます。腸内が整うと、身体の内側からスッキリします。

    スッキリすると、身体が一番良好な状態を保てます。また何を食べたら不調になるかも、より鮮明に見えてくると思います。そのため、まずはプログラム期間中、自分の体を整えることを意識して、1日目のスタートを切っていただきたいと思います。