今日は私たちのプログラムで大切にしている、「そぎおとし」というコンセプトについてお話したいと思います。
この「そぎおとし」という言葉、初めて聞いたという方もいらっしゃるかもしれません。なかなか聞き馴染みがない言葉ですよね。私たちはいつも、「そぎおとし」を「体内の大掃除」に例えてご紹介しています。
この体内の大掃除、実は心と身体に驚くような変化をもたらしてくれるんです。
身体にも「お掃除」が必要な理由
まず、はじめにお身体を「部屋」に例えます。
想像してみてください。もし家の中で掃除をせずに暮らすと、どんなことが起こるでしょうか?
ホコリがたまり、棚や床がベタつき、空気がどんよりとよどんでしまいますよね。しかも必要なものがすぐに見つからず、モノがどんどん溢れていく悪循環…。あまりに汚れてしまうと、片付けようと思っても、どこから手をつければいいのか分からなくなり、いつの間にかそれが日常になってしまいます。
そんな状態で生活していると、気分まで重たくなり、リフレッシュするどころか疲れが蓄積してしまいますよね。足場がない散らかったお部屋では、移動をすることすらも負担になります。
実は、私たちの体の中もまったく同じなのです。
日々の食事や生活習慣の中で、知らず知らずのうちに「身体にとって不要なもの」や「身体に負担をかけるもの」が蓄積していきます。それがやがて「体内の汚れ」として溜まってしまうのです。
それで「身体にとって負担をかけるもの」とは、どんなものがあるのでしょうか?
例えば、食事に含まれる加工食品や添加物、過剰な糖分や脂肪分、小麦製品などの摂りすぎが、代表的な例です。
これらは便利で美味しい反面、腸に大きな負担をかけ、消化がスムーズにいかなくなります。腸内には「悪玉菌」が増えやすくなり、「善玉菌」が減少してしまうことで、腸内環境が乱れがちに。
また食事以外にもお身体に負担をかけてしまう行動があります。
それはストレスや運動不足。ストレスや運動不足が続くと代謝が低下し、老廃物が体内に蓄積されやすくなります。その結果、疲れやすくなったり、肌荒れや便秘といった不調が出てくるんです。
例えば、「家の換気扇に油汚れがこびりついてしまい、空気がきれいに循環しないような状態」が、体の中で起こっているとイメージしてみてください。
このような「汚れ」をそのまま放置しておくと、さらに大きな不調へとつながる可能性もあります。だからこそ、定期的に「体内の大掃除」をしてリセットすることがとても大切なんです。
身体の中の「汚れ」とは?
具体的に体内の汚れを引き起こす食品とは、何を指すのでしょうか?UANGOでは6つご紹介しています。
それは…
・動物性食品・砂糖を含む食品・グルテンを含む小麦粉製品・食品添加物を多く含む加工食品・カフェイン・アルコール
これらの食品は摂り過ぎることで体に大きな負担をかけ、身体の中に「汚れ」を作ってしまいます。腸内環境において、善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れると、消化・吸収がスムーズに行われなくなり、代謝が低下。結果として、脂肪が蓄積しやすくなり、体のさまざまな不調へとつながってしまうんです。
また、こうした食品が腸壁に与える負担は、「腸漏れ症候群」と呼ばれる腸のバリア機能低下を引き起こすことも。腸内のバリアが壊れると、有害な物質や未消化の食品が体内に入り込み、炎症やアレルギー反応を引き起こします。これにより、体全体が「疲れやすい」「痩せにくい」「肌荒れが治らない」といった悪循環に陥ってしまうのです。
このまま放置すると、部屋全体の空気がよどみ、心地よさが失われるように、私たちの体も同様に「汚れをため込む」状態になってしまうのです。
それでは一つ一つの食品について、詳しく見ていきましょう。
①動物性食品
動物性食品には脂質が多く含まれることが多く、特に飽和脂肪酸の摂り過ぎは体内に炎症を引き起こすリスクを高めます。また、赤身肉や加工肉には腸内の悪玉菌を増やす働きがあるため、腸内環境のバランスが崩れやすくなります。
さらに、加工肉(ハムやソーセージなど)には、保存料や亜硝酸塩といった添加物が含まれており、腸内で発がん性物質を生成するリスクが指摘されています。これらは腸内だけでなく、全身の健康を脅かす要因となります。
②砂糖を含む食品
砂糖やブドウ糖果糖液糖といった糖類は、悪玉菌のエサとなり、腸内環境の悪化を促進します。特に「隠れ糖分」として飲み物や調味料に含まれる糖分は気づかないうちに過剰摂取しがちなので要注意。
糖分の過剰摂取は、血糖値を急激に上昇させるだけでなく、脂肪肝や肥満の原因にもなります。また、腸内における炎症反応を引き起こしやすくし、善玉菌が減少することから便秘や下痢のリスクも高まります。
加えて、砂糖は「依存性」が高い食品です。一度摂り始めると脳内の報酬系を刺激し、無意識のうちに食べすぎてしまう傾向があります。
③グルテンを含む小麦製品
パンやパスタ、クッキーなどに含まれるグルテンは、消化されにくいタンパク質です。特に過剰摂取すると、腸内の粘膜を刺激し、腸のバリア機能を低下させるリスクがあります。
さらに、グルテンは一部の人にとって強いアレルゲンとなり、腹部膨満感や疲労感、肌トラブルの原因となります。また、小麦製品は一般的に高カロリーで、加工過程で栄養価が低下している場合が多いため、栄養バランスを崩しやすい食品でもあります。
④食品添加物
保存料、着色料、化学調味料などの食品添加物は、腸内細菌に直接的な影響を与えます。一部の添加物は善玉菌を減らし、悪玉菌を増やす働きがあることが研究で明らかになっています。
また、これらの添加物は「慢性的な炎症」を引き起こす原因ともなり、長期的には肥満や生活習慣病、さらにはメンタルヘルスにも悪影響を与えることがあります。例えば、ソーセージやジュースに含まれる保存料は腸内のバリア機能を低下させ、毒素が体内に入り込みやすくする要因となってしまうんです。
身体の大掃除「そぎおとし」
体内の汚れを大掃除して、身体をスッキリさせる。それが私たちUANGOがご提案する「そぎおとし」です。
この「そぎおとし」は、美容と健康を同時に叶えるためにUANGOが開発した独自のアプローチ。一言で言えば「体内の断捨離」です。
私たちの体は日々、知らず知らずのうちに「不要なもの」をため込んでいます。食品添加物、過剰な糖分、動物性脂肪、グルテンを含む小麦製品――これらは体内に蓄積し、腸内環境を乱し、代謝を低下させる原因となります。
「そぎおとし」は、こうした体内の汚れを取り除き、腸内をリセットすることで、身体を根本から整えていく方法です。
この体内の断捨離を行うと、腸内環境が整い、やせ菌が増える、代謝がアップする、食べ過ぎなどの依存の解消、肌質の改善など様々な嬉しいことが期待できます。
そぎおとしのご紹介をするとよく「何も食べないってことですか?」「ファスティングですか?」と聞かれることがあるのですが、そぎおとしは断食やファスティングなどの「食べないダイエット」とは異なります。
むしろ、しっかりと食べながら腸内環境を整えていくのが特徴です。特別に設計された食事メニューで、「お身体に負担をかける食品をお休み」し、「腸に良い食品」を取り入れていきます。このバランスの良い食事こそが、腸内の掃除を助けるのです。
「腸に良い食品」とはどんなものかというと、例えば、玄米や発酵食品、食物繊維が豊富な野菜などです。これらを中心に腸を優しくケアしながら、体内リセットを行います。
この方法なら、無理なく続けられ、さらに必要な栄養もしっかり摂取できるので、心も体も満たされます。
なぜ「そぎおとし」が必要なの?
現代の食生活は便利さを追求するあまり、身体に負担をかける食品にあふれています。
外食やコンビニ食、加工食品を利用する機会が増え、知らず知らずのうちに添加物や糖分、脂質を過剰に摂取していることが少なくありません。これらを放置すると、腸内環境が悪化し、体の代謝が落ち、痩せにくい、疲れやすいといった不調につながってしまいます。
「そぎおとし」は、この悪循環を断ち切り、身体を本来の健やかな状態に戻すための最適な方法です。実際にこれまで多くの方が「そぎおとし」を体験し、身体の軽さや肌の透明感を実感しています。
最後に
家を掃除して心がスッキリするように、体内を整えることで人生がスッキリと輝き始めます。つまり、そぎおとしは「新しい私」を作るためのカギなんです。
皆さんも「そぎおとし」で身体の中からリセットしてみませんか?体内の断捨離を行うことで、軽やかな体と、毎日をポジティブに過ごせる心を手に入れることができます。一度整えた腸内環境は、あなたの健康と美容を一生サポートする土台となります。ぜひ、この機会に体験してみてくださいね。
次回以降は
「具体的なそぎおとしの方法・そぎおとしプログラムについて」をお伝えしていきます。お楽しみに!
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